妊娠中は、女性ホルモンの作用で、唾液がネバネバしてお口の中を洗い流す働きが低下し、お口の中の細菌が増殖してむし歯や歯周病になりやすくなります。
つわりのために歯磨きができないなど、お口の中の環境を悪化させる要因も増え、リスクが高まります。
ケアのポイント
妊娠初期(0~15週)
つわりで歯ブラシを口に入れられないときは、無理をせず、洗口剤ですすぎましょう。
またヘッドの小さな歯ブラシでできる範囲で磨きましょう。
安定期(16~27週)
つわりがおさまり、安定期に入ったら「歯科検診」を受けましょう。
この時期に歯の治療は済ませておきましょう。
妊娠後期(28~39週)
正しい歯磨きを行い、強い痛みなど緊急性がない場合は、治療は産後に行いましょう。