1月25日(土)関西ウェルビーイングクラブ(KWC)主催の勉強会にスタッフみんなで参加してきました。
まずは、KWC代表である森岡歯科医院の院長挨拶でセミナーは始まりました。
勉強会のタイトルは、「子供に矯正が必要な時」
奈良県橿原市で開業されている矯正治療で有名な岡下先生をお招きしてお話しいただきました。
岡下先生のセミナーはとても人気があり、なかなか聴けない貴重な講演で、次の日も東京でのセミナーがあるということでしたが、奈良で開業されているKWC理事の俵本先生のお知り合いということで無理をお願いして来ていただきました。
印象に残ったことは、矯正のゴールは「審美的な回復」と「機能的な回復」、つまり美しさを保ちしっかりと噛めるように、健康な人生を送る手助けをすることが大切だと話されていたことです。美しいだけではダメ、しっかり噛めて患者さんの健康な人生をサポートするという岡下先生の矯正医としてのプロの意識を感じました。
また、乳歯列期や乳歯から永久歯に生え変わる「混合歯列期」は、姿勢の悪さや習癖により歯並びに影響が出やすい。例えば、子供の頭の重さは3キロもあるので、長時間3キロの重さが顎に加わると歯並びに影響するので、うつ伏せ寝や頬杖をついていないか等の問診も必要で、日頃院長が言っていることと同じことを話されたので腑に落ちました。
また、混合歯列期において6才臼歯の萌出状況やEの早期喪失、前歯の噛み合わせ、埋伏歯、過剰歯をチェックするうえで最低1年に1回、できれば6ヶ月に1回はレントゲン撮影し確認することが大切だと。これも森岡歯科医院では取り入れており、院長が常々子供の成長は早いので見逃してはいけないと言っていたことが理解できました。症例を見ながらの説明はすごくわかりやすくとても勉強になりました。
勉強会の後に懇親会もあり、他院のスタッフとも交流し情報交換もできた有意義な一日となりました。