今日は母の100日祭そして納骨の日。南霊園へ霊園使用許可書と火葬許可書を持っていき、納骨式を行った。
父の横に母の名前が記されていた。ようやく2人が一緒になれた。
納骨式では私の頭の中をいろんな思いが駆け巡った。
父は兄弟仲良くしろ、母は私の妻を大切に・・・。
父の自分史「戦う技工士」の最後にはこのような言葉が書かれていた。
結婚して以来、私は家庭を顧みず他人の3倍は働いてきた。
戦ってきたのだ。家族の前ではいつも怖い顔をしていたと思う。
やさしい父親でも、いい夫でもなかった。家内には苦労ばかりかけてきて、何もしてやれなかった。
―すまなかった。言葉では言い表せない。
しかし父は家族を一番に愛し大切にしていた。
私には3つの家族がいる、自分の家族、妻の家族、そして森岡歯科のスタッフ。
ときにはぶつかり合い喧嘩もするけど、私を支えてくれている大切な家族。
私は墓石の前でこれからも家族を大切にしていくことを誓った。