新着情報

父の日記

今日は父の3年祭、母の1年祭、祖母の30年祭を行う。早いもので母が亡くなってもう1年が経とうとしている。昨日、母の親友や親戚の方からたくさんのお花が届いた。両親が築いてきてくれた、この重みというのを感じると感謝の気持ちでいっぱいになった。

父は日記を書くのが日課の人で、日記には、仕事の内容、技工士会のこと、亡くなった祖母、恩師のこと、家族のことなどもそこには書かれていた。私が歯科大学を卒業して間近のことも書かれていた、「まだ歯も削られない、抜随もできない、というのに東京に矯正の勉強にいくと言うが心配」だと、卒後1年目で東京、亀戸にベテランの先生に混じり、矯正の勉強をしたのを懐かしく思う。

父の書いた、自分史には、「結婚して以来、家庭を顧みず他人の3倍は働いてきた。家族の前ではいつも怖い顔をしていた。やさしい父親でも、いい夫でもなかった。家内には苦労ばかりかけてきて、何もしてやれなかった。」と。しかし、この日記を読むと、家族のことを一番に思い、大切にしていたことが伺える。

また日記にはネガティブな内容は一切書かれておらず、どんなに苦しいときも希望に満ちた前向きな言葉であった。自分自身が常に前向きで、戦う意欲を失わない、戦うことが最も重要なリーダーの条件とも書いてあった。

私が一つ残念に思うのは、父と経営の話ができなかったことである。立派な経営者が側にいながら、何も話せなかった。しかし、両親が亡くなってからいろんなことを勉強させて頂き、教えて貰うことがたくさんあった。下の写真はちょうど私の今の年齢と同じくらいの頃、これからも2人に負けないように頑張っていきたい。

歯のことなら何でもお気軽にご相談ください

京橋駅より徒歩4分にある
森岡歯科医院まで、お気軽にお問い合わせください。

新着情報一覧へ >

  • >サイトマップ
  • 京橋駅(大阪)で歯科をお探しの際はお気軽にお問い合わせください。©医療法人森岡歯科医院
pagetop