父が亡くなって今日で3年の月日が経った。
朝の9時、犬の散歩後少しウトウトしていると家のインターフォンが鳴った。
「フラワーショップ花かざりです」
あっ、その一言で相手が誰かということまでわかった。
やはりAさんからだった。
毎年、父、母の命日に必ず忘れずにお供えのお花を送ってくださる。
父、母が生きていればどれほど喜ぶだろう。
すぐに神棚に供えた。
人には3つの死があると言われているそうだ。
1つ目はその人が亡くなったとき
2つめは肉体から骨に変わったとき
3つめはその人のことがこの世から忘れ去られてしまったとき
いつまでも忘れずに覚えていてくださることに、涙が溢れそうになった。
父母が築いてきた精神を受け継いでいこうと決意を新たにした。