新着情報

歯根が割れると抜歯するのはなぜ?違和感があったけど、痛まなく「まだ使えたのでは?」

破折した歯は、細菌が入り炎症が起きてしまうので、遅かれ早かれそのままではダメになってしまいます。それどころか、放置すると周囲の骨までダメージを受けてしまい、次の治療の選択肢が狭くなってしまいます。

歯根破折の症状としては、痛みがあまり出ないケースもあり、日常生活には支障がなく、なかには割れていることに気づかない方もおられます。たとえ痛みがなくても、歯根破折と診断された場合、ほとんどが抜歯となっているはずです。

歯根が破折すると、その裂け目から歯の内部に細菌が入り、炎症が起き、ムシ歯になったときと同じような状態になってしまいます。そして、破折した歯をそのまま使った場合、炎症は歯根から周囲のあごの骨へと広がり、あごの骨が溶けて失われてしまいます。放置すればするほど、その被害は拡大していきます

もっとも避けたいのは治療の放置です。顎の骨が失われていると、いざ失った歯を再建するために治療をしようとしても、治療が困難になってしまう場合があるからです。たとえば、インプラントを入れるにもあごの骨が大きく失われていれば入れることはできません。ブリッジを入れるにも困難を伴います。破折した歯を放置せず、早期に抜歯を行い炎症の拡大を防ぐことができれば、負担が少なく有利な条件下で次の治療へと進むことができます。

抜歯か保存かの診断は、長期的予後の観点から判断し、たんに「割れたから抜こう」と診断しているのではありません。次の治療を見越して抜歯を提案していることをご理解ください。

歯のことなら何でもお気軽にご相談ください

京橋駅より徒歩4分にある
森岡歯科医院まで、お気軽にお問い合わせください。

新着情報一覧へ >

  • >サイトマップ
  • 京橋駅(大阪)で歯科をお探しの際はお気軽にお問い合わせください。©医療法人森岡歯科医院
pagetop