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睡眠時無呼吸症候群

「超高齢化社会における歯科の役割」というタイトルで「睡眠時無呼吸症」の講演を聞いてきた。歯科治療の将来像は、治療中心(歯の形態の回復)から治療・管理・連携(口腔機能の回復)へとシフトしている。つまり歯を診ていた時代から、「口全体」を診るのが歯科医としての役割である。睡眠時無呼吸症候群の定義は、睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返し、その結果、日中の眠気などの種々の症状を呈する疾患、10秒以上の気流停止、無呼吸の状態をいう。日本の潜在患者数は500万人、そのうち治療を受けているのは2万人、いびきがある場合の有病率は28%、肥満の方の有病率は32%、有病率の最も高い年代は60代とされている。

以下参考までに
臨床症状としては
1 いびき
2 日中の著しい眠気
3 寝起きが悪い
4 起床後の頭痛
5 睡眠中の多動(寝返り)
6 夜間の頻尿、小児では夜尿症
睡眠障害対処12の指針
1 睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
2 刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
3 眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
4 同じ時刻に毎日起床
5 光の利用でよい睡眠
6 規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
7 昼寝をするなら、15時前の20~30分
8 眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
9 睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
10 十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
11 睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
12 睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

サッカーの澤穂希選手はこういうことを言っている「夢は見るものではなく叶えるもの」夢も「口」で「十」回言うと「叶」えることができる。私の夢はこの世の中からムシ歯を減らすことである、睡眠障害対処12の指針は、貝原益軒の養生訓を連想する。長生きの秘訣は養生すること、超高齢化社会と向き合い歯科医としてどのようなことが出来るか今後考えていきたい。

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