この2ヶ月程で歯科医師によるワクチン接種は23万3千回、歯科医師のワクチン研修修了者が1万8千人。
コロナ時代、健康管理の鍵はオーラルフレイルの予防である。外出回数の減少、食事の変化などによりサルコペニアの進行、フレイルの悪化などにより「コロナフレイル」と呼ばれるようになった。フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことで、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性がある。オーラルフレイルとは、「歯や口の働きの衰え」の意味で、老化のはじまりを示すサインでもある。
超高齢化社会において、健康寿命を延伸するには栄養管理が重要でしっかり噛んで食事することが大切である。
オーラルフレイルは、トレーニングによる口腔機能の回復だけでなく認知機能などにも効果があるので、かかりつけ歯科医に相談してみるのもいい。
歯科医療機関では、コロナ禍前よりしっかりした感染対策を行っているので、安心して受診して頂きたい。