6月6日から8日まで、休みを頂き老年歯科医学会に参加してきました。
院長不在でご迷惑をお掛けしたこと、お詫び申し上げます。
学会では全国各地からたくさんの研究者が集まるので、最新の情報が得ることができます。
過去を振り返ることも大切ですが、今の歯科医療、これからの歯科医療。
どういう方向を向いていくのか。
今年のテーマは「食べる力を支える」
人生100年時代、認知症の対応、口腔機能低下症、
長生きすることでこれからいろんな問題がでてきます。
歯と口腔機能の重要性について更なる認識を深めることができました。
8日は学会に参加せず、朝から女川へ向かいました。
学会会場の仙台から女川までは電車で1時間半、
震災から8年、女川はどうなっているのだろう?
大震災があって3カ月ほど経って、女川町立病院、木村先生のお手伝いへ行かせて頂きました。
当時の女川は瓦礫の山で、女川駅は跡形もなく破壊されていました。
道はあちこちで冠水し、夜は灯りもなく真っ暗闇、ゴオーという地鳴りが聞こえたと思えば余震、
怖かったことを記憶しています。
新しい駅、新しい歯科診療所。
しかし高台から眺める、海の景色は8年前と変わらない気がしました。
風化させてはいけない。
またこの地を訪れたいと思いました。