乳歯から永久歯への生え変わり時期に起こる歯ぎしりは、成長に対して必要ですが、永久歯が生え揃ってからのも歯ぎしりは注意が必要です。
大人の歯ぎしりと同様、歯がすり減ったり、歯や顎に負担をかけ歯ぐきの炎症や顎の炎症を引き起こす原因になります。
また、ムシ歯からくる歯の違和感や、顎の骨の未発達が原因で歯ぎしりをしている可能性も考えられます。
これを放置すると歯の噛み合わせに悪影響を及ぼし、全身の歪みや成長の遅れに繋がりますので、歯科医師への相談をお勧めします。
生活習慣を改善することでの対処
永久歯が生え揃った子どもの歯ぎしりの対処方法
姿勢を直す
勉強をする際など、机に向かっている時の姿勢が悪かったり、頬杖をついている場合は特に注意が必要です。
寝る時の向き
うつ伏せや横向きに寝ている方は仰向けで寝てみて下さい。
うつ伏せや横向きで寝ていると顎の位置がずれる原因にもなります。
歯ぎしりは噛み合わせの調整を行うための行為なので、ずれた顎の位置を調節し、噛み合わせ安定する場所を探しています。
心のケア
永久歯が生え揃う時期は自立心も芽生え、生活環境の変化や、学校や習い事などでストレスを感じている可能性もあるので、配慮をしてあげることも必要です。