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ムシ歯にならないために大切なこと

乳歯にムシ歯があると永久歯にも悪影響を及ぼします

「どうせ抜けてしまう乳歯だから、ムシ歯になっても痛くなければ放置していても問題ない」と思っている方も多いと思いますが、乳歯にムシ歯が多いということはお口の衛生状態が悪いということになるので、当然永久歯に生えかわってからのリスクもあるということです。また生えてきたばかりの永久歯はムシ歯に対する抵抗性が低いので、お口の中の状態が悪ければ、簡単にムシ歯になります。幼若永久歯は進行が早く、神経に達するまでにそう時間はかかりません。6歳そこそこで神経を取ることになったとすれば、この子の残された人生を考えればどうでしょう?神経を取ってしまった歯は、神経を取っていない歯に比べて弱く破折する確率も高くなります。割れてしまった歯は抜くことになり、そうして1本、2本と歯が抜け噛み合わせが悪くなり、最終的には入れ歯に近づいていくことになります。

どうしたらムシ歯になりにくくなるか?

1 感染の機会を減らす 2 砂糖の量を減らす 3 生活リズムを整える 4 歯質を強化する

感染の機会を減らす

お口の中のムシ歯菌(ミュータンス菌)が検出されるのは1歳7か月~2歳7か月「感染の窓」と呼ばれる時期です。家族全員の口腔衛生意識の向上と行動が大きく影響します。子どもは親のやることを真似ますので、親が歯磨きをしなければ子供も磨きません

砂糖の量を減らす

砂糖は歯面に強力に付着するため機械的な清掃力を借りなければ除去できません。洗口だけではほとんど除去できません。例えば、台所の三角コーナーを水洗いだけできれいになるでしょうか?ブラシを使って擦らなければきれいにはなりません、それと同じです。砂糖の摂取量はムシ歯と強い関係にあります。第二次世界大戦中、砂糖の消費が極端に減少しました。ムシ歯はそれを反映するように減少しました。そして高度経済成長とともに砂糖の消費量は増加しその後ムシ歯も増加しました。

生活リズムを整える

子どもたちが決まった時間にしっかりと食事をとり、よく遊び、よく寝る。「早寝、早起き、元気な子」生活のリズムを整えることはムシ歯の減少にも繋がります。

歯質を強化する

フッ化物応用は歯質を強化するのに有効です。家庭でできるフッ素洗口法は、持続できればかなり有効です。歯科医院でしかできないフッ化物歯面塗布法との使い分けをしてムシ歯予防の相乗効果を期待することができます。

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