先月末、歯科衛生士の勉強会に当院のスタッフ4人で参加してきました。
患者さんのお口の中の衛生状態や、歯肉マッサージの講義をみっちり3時間。
私達は午後からの講義でした。
午前も同じプログラムで行われた勉強会でしたが、どちらも30人程の定員が満員だったので、人気のある講義だったみたいです。
スライドを使って、先生が色々と説明をして下さいます。
自分の手元の資料と、日々の仕事内容と照らし合わせつつ、
うんうん、そうそう。
これはちょっと違うなぁ。
などと色々思いながら、メモを取ります。
・何のために行うのか?
・どうしたら患者さんに、ブラッシングや口腔衛生に興味を持ってもらえるのか?
・正しく伝える
・言葉を選ぶ
・良いところを必ず言う
・歯肉マッサージの目的
・それによる効果
・基本の施術内容 etc….
具体的な指導と施術の仕方を学びます。
その他にも、先生が見られた患者さんの、歯石除去の術前術後の写真や検査データなど、実際の症例に関しても話されました。
ここはすごく説得力がありました。
歯周病がすごく進んでいる患者さんでも、きっちりとポケットの中まで掃除をする事によって、劇的に症状が改善されているのを見ると、本当に励みになります。
まだまだ自分も頑張らないと💨と。
最後の1時間程は、3人1組になって、順番に講義を受けた内容の実習を行いました。
ここでも実際に作業を確認する事で、しっかり身につくなぁと実感しました。
患者さん側になって施術をやってもらうと、あ、これは気持ちがいい!とか、これはちょっと痛いな、など気付く事もいっぱいです。
座学と実習はやはりセットで受けて、初めて自分のものになっていくんだなと、改めて感じました。
学生時代の実習はしんどい思い出ですが、やっぱり必須なんですね。
変な所を妙に実感してしまいました。
当院ではすでに、クリーニングの最後の方で歯肉マッサージを行なっていますが、よりブラッシュアップしたいという思いで、みんなで講義に参加する事にしました。
マッサージだけの施術を希望されている患者さんもいらっしゃいますので、間もなく自費で受けていただけるよう準備中です。
歯ブラシや歯磨剤、うがい薬もお土産でいただきました。
すでに当院で使っている物も、そうでない物もありますが、良い物はどんどん取り入れていきます。
年齢と共に、歯周病リスクは確実に上がります。
最近、歯石除去やってないなぁという方、マッサージ受けてみたいなぁという方も、
ぜひご来院下さいね。