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漢方薬、歯科鍼灸のセミナーについて

3月1日(土)と2日(日)に大阪科学技術センターで開催された漢方薬と歯科鍼灸のセミナーに院長と一緒に参加してきました。

1日(土)は歯科で有効な経穴(ツボ)について学びました。

その中でも特に日常の診療に役立つのが痛みに対して有効な「合谷」といわれるツボです。

手の甲に位置するツボで、歯の痛みをとってくれます。

また、型取りの時に辛い思いをされた方もいらっしゃると思いますが

嘔吐反射をおさえるのが、腕の内側に位置する「内関」というツボです。

 

 

他にも顎関節症には咬筋の周囲にある「上関」「下関」「頬車」というツボがあります。

実習では鍼を行いました。

ツボは鍼だけでなく指圧も有効です。

1月から歯茎マッサージを導入しています。(表情筋と歯茎にアプローチ)

顎関節に効くツボや筋肉の凝りをほぐしていきますので、ぜひご興味のある方はお声かけください。(とても楽になりますよ(^o^))

 

2日(日)は漢方薬についてです。

口腔乾燥症や歯の痛み、口内炎、歯茎の腫れに有効な漢方薬を学びました。

漢方では体の状態を知る上で四診という診断方法を用います。

望診ー視覚を用いる(舌診)

問診

聞診ー聴覚や嗅覚を用いる

切診ー触覚を用いる(脈診、腹診)

舌診はとても大切で舌の大きさや色、舌苔の色などにより体の状態をみていくものです。

舌は本来うすい紅色で潤っており、苔はうっすらついている程度ですが、体の状態により

紅色や紫色、ひび割れた舌やぶ厚い苔といった状態の方もおられます。

その方に応じた漢方薬を服用することで健康的な体と舌を取り戻すことを学びました。

2日間を通して、東洋医学の奥の深さを知りました。

セミナーのスタッフの方々に親切にしていただいたこと、

そしてセミナーに参加させてくださった院長に感謝しています。

学んだことをスタッフ皆で共有し、患者さんに喜んでいただけるようにさらに知識を増やして邁進していきたいと思います。

 

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