9月に入り、まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
秋と云えば
・スポーツの秋
・読書の秋
・芸術の秋
・食欲の秋
など様々な秋がありますが、皆さんはどの秋が好きですか?
僕は今年は『読書の秋』にしようかと思い本を読んでいます。
そもそもどうして秋に読書かと思いますか?
それは気候と中国の漢詩によるものだといわれています。
気候の話からすると、夏至が過ぎると日が沈むのがすこしずつ早くなっていき、秋分の日を過ぎると夏と比べて、
あっという間に暗くなってしまいます。
次に中国の漢詩の話をします。
中国に韓愈(かんゆ)という文人が、
『燈火(とうか)稍(ようや)く親しむ可く』と言いました。
『燈火稍く親しむ可く』とは、『秋の夜は涼しくて気持ちがいいので、灯かりを照らして読書をするのにいい』という意味です。
これは、韓愈が息子に読書の大切さを教えるために詠んだといわれています。
皆さんも、秋の涼しい時、ゆとりのある時本を読んでみてはいかがですか?