2021.11.29
11月28日(日)。エルおおさかにて院長が代表を務める「NPO法人 関西ウェルビーイングクラブ」主催の勉強会に参加しました。
ほとんどの方がリモート参加になりました。
テーマは「明日から役立つ!障がい児者への予防歯科セミナー」。
院長のテーマは「予防歯科を行う上で必要な笑顔溢れる職場づくり」。
開業して21年。経験された良いこと、苦労されたことを写真をたくさん踏まえたスライドを元に面白くお話されました。
和歌山の小谷先生のテーマは「一般開業医にもできる障がい児者へのアプローチ」。
予防から障がい児者への治療について幅広い範囲でのお話を聞くことができました。
今回、勉強会に参加させて頂くことにより、知っていることは再確認、知らないことは新たな知識として身につけることができました。
明日からの診療に生かし、再度、身を引き締めて診療に励んでいきたいと思います。
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2021.11.24
11月23日に院長の愛犬モコとドッグランに行きました。
広い敷地でモコも終始、元気に遊びまわっていました。
寒いせいもあってか、初めは貸し切り状態でした。
後に数匹のワンコと家族がやってきました。
モコは人懐っこい性格でみんなに寄っていました。
ボールが大好きでずっとボール遊びをしていました。
他のワンコに吠えられても動じないモコはすっかりお姉さんになったのだと、成長も感じることが出来ました。
帰りに叶匠寿庵にてデザートをいただいて帰りました。
紅葉も感じ、よい休日になりました。
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2021.11.20
関西ウエルビーイングクラブでは、定期的に「一般の方向け」にオンラインセミナーを行っております。
ご興味のある方は何方でもご参加できますので、ホームページを覗いてみて下さい。
↓ クリックすれば見ることができます。
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2021.11.15
院長の愛犬モコちゃんの写真付きカレンダー
来年2022年のものが出来上がりました(*^^*)
3種類ご用意していますが今後増えていくかも…☆
受付にありますので、ぜひ連れて帰ってあげてくだいね!
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2021.11.12
乳歯にムシ歯があると永久歯にも悪影響を及ぼします
「どうせ抜けてしまう乳歯だから、ムシ歯になっても痛くなければ放置していても問題ない」と思っている方も多いと思いますが、乳歯にムシ歯が多いということはお口の衛生状態が悪いということになるので、当然永久歯に生えかわってからのリスクもあるということです。また生えてきたばかりの永久歯はムシ歯に対する抵抗性が低いので、お口の中の状態が悪ければ、簡単にムシ歯になります。幼若永久歯は進行が早く、神経に達するまでにそう時間はかかりません。6歳そこそこで神経を取ることになったとすれば、この子の残された人生を考えればどうでしょう?神経を取ってしまった歯は、神経を取っていない歯に比べて弱く破折する確率も高くなります。割れてしまった歯は抜くことになり、そうして1本、2本と歯が抜け噛み合わせが悪くなり、最終的には入れ歯に近づいていくことになります。
どうしたらムシ歯になりにくくなるか?
1 感染の機会を減らす 2 砂糖の量を減らす 3 生活リズムを整える 4 歯質を強化する
感染の機会を減らす
お口の中のムシ歯菌(ミュータンス菌)が検出されるのは1歳7か月~2歳7か月「感染の窓」と呼ばれる時期です。家族全員の口腔衛生意識の向上と行動が大きく影響します。子どもは親のやることを真似ますので、親が歯磨きをしなければ子供も磨きません。
砂糖の量を減らす
砂糖は歯面に強力に付着するため機械的な清掃力を借りなければ除去できません。洗口だけではほとんど除去できません。例えば、台所の三角コーナーを水洗いだけできれいになるでしょうか?ブラシを使って擦らなければきれいにはなりません、それと同じです。砂糖の摂取量はムシ歯と強い関係にあります。第二次世界大戦中、砂糖の消費が極端に減少しました。ムシ歯はそれを反映するように減少しました。そして高度経済成長とともに砂糖の消費量は増加しその後ムシ歯も増加しました。
生活リズムを整える
子どもたちが決まった時間にしっかりと食事をとり、よく遊び、よく寝る。「早寝、早起き、元気な子」生活のリズムを整えることはムシ歯の減少にも繋がります。
歯質を強化する
フッ化物応用は歯質を強化するのに有効です。家庭でできるフッ素洗口法は、持続できればかなり有効です。歯科医院でしかできないフッ化物歯面塗布法との使い分けをしてムシ歯予防の相乗効果を期待することができます。
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2021.11.11
歯磨きを嫌がる子供には、3つの原因があるそうです。
1 お口への感覚入力の不足 低年齢児
2 痛い、怖い、不快な思いをした 低年齢児
3 面倒くさい・歯磨きの重要性を知らない 学童期以上
1 口腔への感覚入力の不足
感覚は、視覚、聴覚、味覚、臭覚、平衡感覚のようにそれぞれの感覚に対応する決まった感覚器を有する特殊感覚と、触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚などに代表される一般感覚に分けられます。どの感覚も大切ですが、お口の機能を支えているのが触覚、圧覚です。特に触覚は皮膚や粘膜の上を通過するとき、その表面を滑る摩擦力を圧覚として認識していることがわかってきました。こうした感覚が上手く育成されていないと皮膚や粘膜が適正な圧を調整できず、痛みとして感じてしまうことがあります。
障がいや口腔機能不全のある子どもは、体や口腔内を触ったときに異常に嫌がる傾向があると言われます。特にお口の中は、最後まで敏感な場所とされ、その敏感性がいつまでも過剰に残ったりします。逆に鈍感だったりすることは、お口の機能の妨げとなる。具体的には、歯磨きを異常に嫌がる、偏食がひどい、食に興味がない、嘔吐反射が強いなどの形となってあらわれてきます。
対策としては、歯が生える前からたくさん触れてあげることが大切です。少し圧をかけるようにしてゆっくりと、まずは手足、そして体幹。だんだんと顔に近づけていき、楽しみながらリラックスして行うことが大切です。離乳食が始まれば、食べ終わったところで柔らかい湿ったガーゼなどでお口の周りを拭ったり、歯茎をゆっくりと指でマッサージするようにして触ります。赤ちゃんは指やおもちゃなどをなめたり口にいれたりして感覚入力を行いますが、それも成長するにつれてなくなります。歯磨きというのは口腔機能を育成すること、歯磨きが気持ちいいと感じ、歯磨き好きな子に育てる意味でも大切なことです。自分で歯ブラシを持って磨く動作は脳や運動機能の発達にも大きく作用します。
2 痛い、怖い、不快な思いをした
①ハブラシの大きさは子供の口にあっていますか?
口の大きさにあったものを選ぶことが大切です。大きいものでは歯ぐきに当たるなど痛みを伴うことがあります。
②ハブラシの毛先は広がっていませんか?
毛先が広がっている歯ブラシは交換時期です。歯磨き自体に興味を持たせることが大切なので好きな色やキャラクターのものを選んで興味を持たせましょう。
③余分な場所に毛先が当たっていませんか?
柔らかい上唇小帯など、軟組織に歯ブラシが当たると痛みます。またブラッシング圧が強かったり、周囲組織を傷つけたりすると痛みを感じます。
④磨く人の爪は伸びていないか?
長い爪だと粘膜を傷つけてしまうことがあるので、注意が必要です。
⑤磨いている人の顔が怖くなっていないか?
一生懸命しすぎて、怖い顔になっていませんか、笑顔でリラックスした状態で歯磨きをしてあげましょう。
3 面倒くさい・歯磨きの重要性を知らない
学童期に入ると、自分でもある程度磨ける年齢になります。その時に歯磨きの習慣が定着していないと、忙しいことを理由に面倒くさがって歯磨きが雑になります。この時期に歯を守ることの大切さを話してあげることが大切です。学童期は前歯の歯肉、奥歯のムシ歯予防に努めなければなりません。
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2021.11.10
子どものムシ歯はここ数年で激減しました。
保育園などの歯科検診に行くとそれをすごく感じるようになりました。
ムシ歯予防は、生活習慣や食生活の改善が重要で「歯磨き」という行動は不可欠です。
しかし、「子供が歯磨きを嫌がって磨かせてくれない」
「いくら言っても歯磨きをきちんとしない」という声も多く聞きます。
なぜ?歯磨きを嫌がるのだろうか?
歯磨きを嫌がらない子に育てるにはどうしたらいいのだろうか?
またムシ歯予防の考え方について数回のシリーズで述べていきたいと思います。
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2021.11.09
乳歯から永久歯への生え変わり時期に起こる歯ぎしりは、成長に対して必要ですが、永久歯が生え揃ってからのも歯ぎしりは注意が必要です。
大人の歯ぎしりと同様、歯がすり減ったり、歯や顎に負担をかけ歯ぐきの炎症や顎の炎症を引き起こす原因になります。
また、ムシ歯からくる歯の違和感や、顎の骨の未発達が原因で歯ぎしりをしている可能性も考えられます。
これを放置すると歯の噛み合わせに悪影響を及ぼし、全身の歪みや成長の遅れに繋がりますので、歯科医師への相談をお勧めします。
生活習慣を改善することでの対処
永久歯が生え揃った子どもの歯ぎしりの対処方法
姿勢を直す
勉強をする際など、机に向かっている時の姿勢が悪かったり、頬杖をついている場合は特に注意が必要です。
寝る時の向き
うつ伏せや横向きに寝ている方は仰向けで寝てみて下さい。
うつ伏せや横向きで寝ていると顎の位置がずれる原因にもなります。
歯ぎしりは噛み合わせの調整を行うための行為なので、ずれた顎の位置を調節し、噛み合わせ安定する場所を探しています。
心のケア
永久歯が生え揃う時期は自立心も芽生え、生活環境の変化や、学校や習い事などでストレスを感じている可能性もあるので、配慮をしてあげることも必要です。
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2021.11.08
赤ちゃんは、およそ6ヶ月頃から下の歯が生えてきます。
その後、上の歯が生えてきたタイミングで歯ぎしりをする赤ちゃんが多いです。
これは「顎の位置を調節している行為」で、歯が生えていない赤ちゃんは、食事という行為に対して「吸う」という動作を行っています。
この動作はとても単純な動きをします。
その後歯が生えてくると、ものを食べる際に「吸う」動作から「噛む」動作に変わります。
噛む動作は上下左右に顎を動かすため、想像以上に複雑な動きをします。
その時に行うのが歯ぎしりです。
赤ちゃんのほとんどは歯ぎしりをしており、視界に入るものを何でも口に入れてしまう行動も、噛むための練習をしている行動なので、歯ぎしりと同じような効果が見込めます。
また歯ぎしりをすることで顎の筋肉を鍛えしっかり食べ物を食べることができるようになるための、準備をしているのです。
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